時の風

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アナログフィッシュ2005/2006 “キッス・ジャパン・ツアー”

2005/11/12(土) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2

天才・秀才・バカ。彼らにはこれらの「褒め」言葉がよく似合う。非常に素晴らしいセンスを持ちながらも驕ることなく私たちに惜しげもなく最高のサウンドを届けてくれる。この絶妙なバランスはもはやアートと呼ばずして語れないでしょう。

4年程前に東京に来たときは何でこんなに物価が高いの!と憤慨していたが、今は、確かにここには高い代償を払う「価値」があると思うようになった。使い方次第では他では手に入らないものを得ることが出来る。ここでもっと自分を磨いていきたい。

しかしながら吸収したものがものすごい量になってきた。こいつを今度ははき出すときが来たような気がする。そう思いながらもまだまだだめだと考えている自分と戦いながら価値ある「もの」を作り出していきたい。

kiss

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セカイランクツアー 〜ぼくらの27日間演奏〜

2005/11/11(金) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2(ex.VOGUE) 開演19:00

「あなたもいい年になったんだから...」
よく親にいわれそうな言葉だ。最近のニュースで企業も実力主義の傾向が強まってきたというような話をよく聞く。年功序列ではなくその人自身の能力に応じて報酬が払われるということだ。当たり前のように思えてなかなか難しい。技術系の仕事に就いていると顕著に見られるが、利益を出している人達は30代くらいの人が多い。でもそれほど給料は高くなかったりする。時代の流れはあるものの、依然として年功序列の傾向はほとんどのところで残っている。感情的な考えを入れれば「年が経てばいろいろとお金がかかる」なんていういいわけをもとにいまの企業文化が成り立ってきたのであろう。合理的なものの見方をしているかの企業も実は過去から培ってきたパラドックスを秘めているのだ。

年功序列というキーワードでちょっと違う話をしてしまったが、自分は28才になったが中身は18才の時とそう変わった気はしていない。でも全然違うと言われたりする。私はまわりの環境によって自分が抑制されているだけだと思っている。実際、10代の頃は親に保護されてて食っていくのに経済的な心配を自分がすることはあまりなく自分の好きなように生活していた。いまは自分が稼いでいかないと生きていけないという重いプレッシャーがのしかかっている。そういう環境が自分のイノセントワールドを抑制して「大人」になっているのではないかと。

自分が失ったもの。そう、彼らはそれをたくさん持っている。昔、中学のとき、「忘れるために勉強しているんだ」といういい言葉を語ってくれた先生がいた。いろいろなことを広く学んで自分の進む道に深くすすんでいって欲しいという願いが込められていたのだと思うが、私はちょっと忘れすぎた気がする(笑)。失ってしまった私たちが出来ることは、そういう彼らを守ってあげることだと思う。失わないように。

壊れそうなギターの音をかき鳴らす中内正之、汗だくで声を張り上げた岩崎慧、自分の思いを本当に屈託なく話す小高芳太朗――全国に彼らは一緒に旅に出ているのだ。素晴らしいものを得るための旅だ。そう感じた。

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自己のルーツを辿り新しい自己を探す〜メレンゲ〜

『ONE HITTER!!vol.2』 渋谷CLUB QUATTRO 2005/11/04(金) 18:30
with ミドリカワ書房/メレンゲ/より子 [opening act] WALKABOUT

新しい可能性を生み出すとき、過去の先駆者達の素晴らしい作品に触れたときの感動を吸収して自己のものとして発することが出来たりもするが、時には過去の自分から新しい自分を見出すこともできる。

ある程度の月日が経ってから過去の自分のアウトプットを見直すと、それはあたかも第三者の作品として見えることがある。それは自己が変わってきた、成長してきたとも取れるが、中には今の自己にはない素晴らしいものが隠されているかもしれない。

私はそれの一つの要因としてこう解釈する−「もの」を生み出す際、これはいいと思うものが頭に浮かぶのだが、それはいつも具体的に必ず思い浮かべることができる訳ではなく、「もやもや」としたものが出てくることが多い。この「もやもや」を形あるものとして表に出すことが出来ればそれは良い曲として皆に賞賛されることもあるのだろうと思う。

しかしそれが必ずしもうまくいかないもの。うまくいかない故にそのときの雰囲気、衝動によって何とかして「もの」に詰め込もうとする。それを、成長した自己がもう一度見出すことが出来たりすることが出来る−これが過去の自己から新しい「もの」を生み出す要因の1つではないかと。

今回見に行ったメレンゲはまさにそうだった。シンガーライターとしての曲からバンドとして新しい可能性を生み出した「ふきのとう」、おとなしいバラードのイメージだった「ストロボ」を感情豊かに表現し直した。最近はドラマ「はるか17」の主題歌や映画の曲に起用されるなどモテモテ路線一直線かと懸念していたが・・・大間違いでした恐れ入りました。。。

サポート2人を含め5人のバンド演奏だったが厚みがほどよい感じで良かった。クボケンジが頭に描いていたものがようやくサウンドとなって現れてきたのではないかと思う。このまま躍進を続けていって欲しい。

ギンガ

メレンゲ official website

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10/29・・。

今日は10/31。おとといは10/29でした。
劇場版機動戦士Zガンダム第二部公開の日でした。
カミーユとフォウ・ムラサメのつかの間の日々。

それはさておき。
今とってもとってもシンセにはまっています。バンドでフジファbリックのコピーをしているのでそのシンセパートを練習するというのが始まりだったわけですが・・。

今更気づいてしまいました。
ファミコンの音って、3**(何番か忘れた):スクエア波 の音だったんだ!
それにきづいてから、スーパーマリオのトンネルの中の音はコピーしましたよ。至福の時・・。デレデレデレ、デレデレデレ、テレテレテレ、テレテレテレ(音があがる)デレデッデッデッデ、デレデレ`*+#$%・・。
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プロのミュージシャンとアーティスト

楽譜

相当昔から自分はよくあるバンド募集の文章からもじって"完全アマ志向"などと結構言い続けてきたが最近になってそれは間違いではなかったと確信を得ることが出来てきた。また、自分はアーティストで在りたいとも常日頃思う。

「プロフェッショナル」の自分なりの解釈としては、世の中にある大なり小なりのニーズに対してそれを提供することが出来るということかと思う。その「プロフェッショナル」が与えた見返りとして通常はお金をもらって生活・制作活動に支障ない成功者達がいたりする。

じゃあ「アーティスト」とはなんぞや?って疑問が沸いてきたりもするのだが、これも自分なりの解釈としては、あくまで自己を追求することであるのではないかと。素晴らしいアーティストの多くの場合、自身が満足する作品に共感出来る人たちが嬉しいことに存在していて、作品を買ってくれたりすることによって好循環をもたらすことがある。

この間、どっかの雑誌の記事にサンボマスターの山口隆が、 「世界はそれを愛と呼ぶんだぜは別にドラマの主題歌として書き下ろした訳では無いと今まで60回くらい言ってきた...」 とかいってたが、これはつまり自分がいいたい事があるから曲を作ったということの象徴なんだろうと。

そういう意味で自分はギターもおぼつかないとは思うが、アーティストである、と云いたい。行き着くところ、自分(と自分に関わる人達)が良いと思えば手段を問わずやっていきたい。これからも快感を覚えるような音を鳴らしていきたいと思っている。

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フジ子・ヘミング

フジ子・ヘミング - ラ・カンパネラ
先週の土曜日、なにげに付けたテレビでやっていた菅野美穂が演じる「フジ子・ヘミングの軌跡」を見て感銘を受けた。見るつもりではなかったのだが2時間強、がっつり見てしまった。

イングリット・フジ子・フォン・ゲオルギー・へミングは大月投網子とロシア系スウェーデン人の画家・建築家ジョスタ・ジョルジ・へミングを両親としてベルリンに生まれ、5才の時に日本に帰国、母の指導の元にピアノを弾きはじめたそうだ。耳が不自由で右耳は子供の頃から聞こえず、左耳も現在でも50%程度でピアニストとしては多難な人生だそうだ。30弱にしてドイツに難民として(国籍がないので)留学し、30年間ヨーロッパの各地を渡り歩いて帰国、その後、世界的に評価されるピアニストになった遅咲きの方だそうだ。

ドラマの話としてはフジ子は天才的な演奏と言われながらもなかなか社会的に成功せず、ドイツに留学後も生活もままならない状態ですごした非常に不幸な描写が目立っていたが、私が見た感想としては、世界的なピアニストになるという自分の夢に向かってとにかく打ち込めていたという事実からしてその人は生活が苦しかろうが何だろうが幸せである事には変わりないように思った。経済的理由やその他家庭環境など、やりたいことが合っても出来ない人はたくさんいる中で、自己中心的に、自分のやりたいことに向かうということができてるんだから、どんなに苦しくてもそれはそれは詰まるところ自分で望んだ結果生まれたものであることを忘れずに突き進んでいって欲しいとおもう。

フジ子・ヘミング公式ページ
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ギターエフェクター購入

TS9
歪み系のエフェクターがどうもしっくり来るのがなかったので川崎の島村楽器まで買いに行った。
4つのエフェクターを1時間程じっくり試させて頂いて決まったのがIbanezのts-9になった。僕のテレキャスターのガンガン堅い音を極力変えずに自然な歪み方してくれたのでこいつに決めた。あと試した中でBIXONICのEXPANDORAIIがなかなか良かった。DriveとGainのつまみでかなり幅の広い歪みを作れそうだったが音抜けの良さで前者で勝負することに決めた。
長らく弾きまくったのに快く応対してくれた店員に感謝!
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hana-uta festival

ハナレグミライブステージ
雨降ったけど、後半は何とか降らずに持ったので良かったよねぇ。
今回のいろんなカバーがあって楽しかった。
オリジナルラブのプライマルやTHE BOOMの中央線など。
ハナレグミライブ徐行
まあ ゆっくりやりましょうや。
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