時の風

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SHIBUYA HEART ATTACK!

2005/11/20(sun) 渋谷屋根裏/DESEO/Lush/La.mama/eggman/CHELSEA HOTEL/宇田川カフェsuite
TYPHOON24/UMU/鶴/高森ゆうき/ヒダリ/ザ・ガールハント/コーチガリー/ムジカラグー/KAO/パウンチホイール/NUDGE'EM ALL/ハミリーコンプータ/スケルトンズ/チャリコ/オレンジマンティス/STAY wander around/FARMSTAY/ブルボンズ/テルスター/エビタイガー/H./BLUE SCREEN MUSIC/vasallo crab 75/古里おさむ/FREEZER NOIZE/ワイルドマイルド/sister jet/まつきあゆむ/YUEY/goodbye blue monday/Spank Page 他

2005/11/23(wed) 渋谷AX
テルスター/TYPHOON24/the ARROWS/ザ・ガールハント/KAO/中ノ森BAND/堂島孝平/コーチガリー

今回は渋谷で結構小さめのライブホールに入ることが出来た。いつもは渋谷といえばクアトロとかAXとかO-Eastとかばかりで。本当はもっと小さなところで飲みながらダラダラしながら耳を傾けられるようなところもいいのだが。

20日のライブの目当てはFREESER NOIZEとSTAY wander aroundとBLUE SCREEN MUSICだったがSTAY wander aroundの時間帯がかぶってしまったので泣く泣くBLUE SCREEN MUSICを選択。今回辿ったルートは−eggmanでのオレンジマンティス→友だちに誘われ何故かこのイベントに関係ないO-eastの桃井はるこ(アニソン系(笑))→渋谷屋根裏のFREESER NOIZE→再びeggmanでBLUE SCREEN MUSICとthe ARROWS−というルートを巡ってきた。23日の方もかなり大きい箱となるAXながらもほどよいフロアの人数で比較的近くでアーティストを見ることが出来たので良かった。

今回は全てを語るわけにはいかないが、採算が合うのか?と思わせるくらいとにかくとにかくお得なライブだった。そして観客にとって非常に良いライブだった。開催前にチケット同封のコンピレーションアルバムを聴いて、知らなかったアーティストでも気に入ったのをライブで見に行けたりする。今回のイベントでよく知らなかったBLUE SCREEN MUSICやthe ARROWS、日頃探しててなかなか見つからなかったギャルバン、中ノ森BANDとかを知ることができた。いやぁ、充実したライブだった。また来年も行こう。

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アナログフィッシュ2005/2006 “キッス・ジャパン・ツアー”

2005/11/12(土) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2

天才・秀才・バカ。彼らにはこれらの「褒め」言葉がよく似合う。非常に素晴らしいセンスを持ちながらも驕ることなく私たちに惜しげもなく最高のサウンドを届けてくれる。この絶妙なバランスはもはやアートと呼ばずして語れないでしょう。

4年程前に東京に来たときは何でこんなに物価が高いの!と憤慨していたが、今は、確かにここには高い代償を払う「価値」があると思うようになった。使い方次第では他では手に入らないものを得ることが出来る。ここでもっと自分を磨いていきたい。

しかしながら吸収したものがものすごい量になってきた。こいつを今度ははき出すときが来たような気がする。そう思いながらもまだまだだめだと考えている自分と戦いながら価値ある「もの」を作り出していきたい。

kiss

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セカイランクツアー 〜ぼくらの27日間演奏〜

2005/11/11(金) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2(ex.VOGUE) 開演19:00

「あなたもいい年になったんだから...」
よく親にいわれそうな言葉だ。最近のニュースで企業も実力主義の傾向が強まってきたというような話をよく聞く。年功序列ではなくその人自身の能力に応じて報酬が払われるということだ。当たり前のように思えてなかなか難しい。技術系の仕事に就いていると顕著に見られるが、利益を出している人達は30代くらいの人が多い。でもそれほど給料は高くなかったりする。時代の流れはあるものの、依然として年功序列の傾向はほとんどのところで残っている。感情的な考えを入れれば「年が経てばいろいろとお金がかかる」なんていういいわけをもとにいまの企業文化が成り立ってきたのであろう。合理的なものの見方をしているかの企業も実は過去から培ってきたパラドックスを秘めているのだ。

年功序列というキーワードでちょっと違う話をしてしまったが、自分は28才になったが中身は18才の時とそう変わった気はしていない。でも全然違うと言われたりする。私はまわりの環境によって自分が抑制されているだけだと思っている。実際、10代の頃は親に保護されてて食っていくのに経済的な心配を自分がすることはあまりなく自分の好きなように生活していた。いまは自分が稼いでいかないと生きていけないという重いプレッシャーがのしかかっている。そういう環境が自分のイノセントワールドを抑制して「大人」になっているのではないかと。

自分が失ったもの。そう、彼らはそれをたくさん持っている。昔、中学のとき、「忘れるために勉強しているんだ」といういい言葉を語ってくれた先生がいた。いろいろなことを広く学んで自分の進む道に深くすすんでいって欲しいという願いが込められていたのだと思うが、私はちょっと忘れすぎた気がする(笑)。失ってしまった私たちが出来ることは、そういう彼らを守ってあげることだと思う。失わないように。

壊れそうなギターの音をかき鳴らす中内正之、汗だくで声を張り上げた岩崎慧、自分の思いを本当に屈託なく話す小高芳太朗――全国に彼らは一緒に旅に出ているのだ。素晴らしいものを得るための旅だ。そう感じた。

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自己のルーツを辿り新しい自己を探す〜メレンゲ〜

『ONE HITTER!!vol.2』 渋谷CLUB QUATTRO 2005/11/04(金) 18:30
with ミドリカワ書房/メレンゲ/より子 [opening act] WALKABOUT

新しい可能性を生み出すとき、過去の先駆者達の素晴らしい作品に触れたときの感動を吸収して自己のものとして発することが出来たりもするが、時には過去の自分から新しい自分を見出すこともできる。

ある程度の月日が経ってから過去の自分のアウトプットを見直すと、それはあたかも第三者の作品として見えることがある。それは自己が変わってきた、成長してきたとも取れるが、中には今の自己にはない素晴らしいものが隠されているかもしれない。

私はそれの一つの要因としてこう解釈する−「もの」を生み出す際、これはいいと思うものが頭に浮かぶのだが、それはいつも具体的に必ず思い浮かべることができる訳ではなく、「もやもや」としたものが出てくることが多い。この「もやもや」を形あるものとして表に出すことが出来ればそれは良い曲として皆に賞賛されることもあるのだろうと思う。

しかしそれが必ずしもうまくいかないもの。うまくいかない故にそのときの雰囲気、衝動によって何とかして「もの」に詰め込もうとする。それを、成長した自己がもう一度見出すことが出来たりすることが出来る−これが過去の自己から新しい「もの」を生み出す要因の1つではないかと。

今回見に行ったメレンゲはまさにそうだった。シンガーライターとしての曲からバンドとして新しい可能性を生み出した「ふきのとう」、おとなしいバラードのイメージだった「ストロボ」を感情豊かに表現し直した。最近はドラマ「はるか17」の主題歌や映画の曲に起用されるなどモテモテ路線一直線かと懸念していたが・・・大間違いでした恐れ入りました。。。

サポート2人を含め5人のバンド演奏だったが厚みがほどよい感じで良かった。クボケンジが頭に描いていたものがようやくサウンドとなって現れてきたのではないかと思う。このまま躍進を続けていって欲しい。

ギンガ

メレンゲ official website

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